目次
ダウ理論とは
ダウ理論の基本原則
- 1価格はすべての事象を織り込む
- 2トレンドは短期・中期・長期の3つに分類される
- 3主要なトレンドは3つの段階から形成される
- 4価格は相互に確認される必要がある
- 5トレンドは出来高でも確認されなければならない
- 6トレンドは明確な転換シグナルが出るまで継続する
1価格はすべての事象を織り込む
ダウ理論はテクニカル分析を重要視した理論である。
ファンダメンタルズ・テクニカル分析ともにすべての情報はチャートに織り込まれている。
経済の悪化等は指標が発表されたから悪化したわけではなく、これまでの情報をもとに指標が発表される。
つまりチャートにはすでに反映されているという考えである。
2トレンドは短期・中期・長期の3つに分類される
FXで考えると長期足、中期足、短期足がありトレンドの中にトレンドがある。
MTF(マルチタイムフレーム)分析のことを指す
トレード方法で考え方は変わるがデイ・スイングトレードを行う場合
長期足:週足、日足
中期足:4時間足、1時間足
短期足:15分足、5分足 と考える
3主要なトレンドは3つの段階から形成される
先行期、追随期、利食い期がある
先行期:一部の投資家がエントリーする部分。個人投資家がここで勝負する必要はない
追随期:トレンドが発生し多くの投資家が参入してくる。ここでエントリーするのが理想
利食い期:先行期・追随期でエントリーしていた人の決済ポイント。ここでエントリーする初心者が多い
4価格は相互に確認される必要がある
FXでは通貨の強弱や相関関係がある
ドル円が上昇していれば他のクロス円も上昇しているはず etc
*ドル円上昇=ドル買い円売り(円安)
→クロス円(ユーロ円・ポン円など)はドルに影響され円売りされやすい
ドルはシェアNo1通貨
5トレンドは出来高でも確認されなければならない
意識している人としていない人がいる。FXで取り入れるかは各々の判断による
6トレンドは明確な転換シグナルが出るまで継続する
ダウ理論で一番重要視されている大切な原理
トレンドは、高値や安値の切り上げや切り下げが起きている限り、継続する。
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